教えてくれたのは、あなたでした


浩多が明後日に帰るからたくさん遊ぼう!と三人で色んな計画をたてた。


とりあえず今日は、北海道から帰ってきた浩多が疲れてるだろうから、私の家で話をしよう、ということ。


ホントは遊びたかったけれど、浩多に負担がかかるといけないし、久しぶりに三人でゆっくりするのも悪くないかな、なんて思ったから。




だから、そんな最高の気分を一気に壊す出来事が起こるなんて
明後日帰る浩多の見送りを出来ないなんて
私はその時、思ってもいなかった。


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