俺の幼馴染みがどうやら俗に言う××らしい。



「ほら、速くゲームしに俺の家行くぞ」


「………え」


「また、キスされたいか?環くん?」


「いいや滅相もございません!」



全力に断る俺に得意気な幼馴染みがクスッと笑って走るぞ、と言う。


俺は走り始めた幼馴染みを見て、笑う。



「今に見てろ!コノヤロー、ゲームでは勝ってやるからな!」




−−−俺らの友情は変わらない。
多分美しい。きっと、いや恐らく。




「……ちなみに一秒遅れたらキスだから」


「ふざけんじゃねえええコノヤロオオオ!!」






fin!



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