瞳の中の碧い海



長いキスの後

2人で今来た道を車まで戻る。



棗がまた
左手を差し出して
手を繋いでくれた。



辺りがどんどん
暗くなっていって
不安を掻き立てる。



こんなことして
良かったんだろうか?



棗は
何を考えているのか


全く分からなかった。



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