裏表ガールも恋をする


〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪

『………はい。』


携帯の音で目が覚めた。

時計を見ると、夜の11時だ。


…いつの間に寝たんだ私。



「あ、結菜!電話遅くなってごめん!」

『……おぅ。で?』

「えっと。ですね…付き合うことになりました…。」


だろうね。分かってたけど。

でも…嬉しい。


『ん!楓、おめでと!!!』

「ありがとぉ……。」


楓は、泣きそうな声になってた。


『あはは、泣くなってー。』

「な、泣いてないっっ!!」


ん、まぁ、良かった良かった。


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