裏表ガールも恋をする
何日か経った日の夜。
私と楓は、久しぶりの女子タイムを過ごしている。
「なんか、2人でゆっくり話すの久しぶりじゃない?」
『…あー。そんな気もするねぇ。』
最近は、ずっと颯太といたからな…。
「…最近の颯太君凄かったもんねぇ。」
『本当。いきなり変わっちゃうんだもん。度が過ぎるっていうか。どうしたんだよって感じ。』
話してから、2人して苦笑いをこぼす。
『「俺から離れるな」普通に言われたら嬉しすぎる言葉なんだけどな。』