裏表ガールも恋をする


その日から1週間の間。

私はほとんど歩けない状態で、学校を休んだ。

そんな中で、颯太とも連絡がつかず、私は身体面も精神面も限界だった。


「楓ちゃんがお見舞いに来てくれたよー?」

廊下からのお母さんの声も無視して布団に潜り込む。



「結菜?入るよ。」

そう言って、静かに部屋に入って来た楓。

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