紅 き 瞳







俺の前には、沢山の兵士。





「ナイト様、おかえりなさいませ」



隊の隊長と思われる人物が深く頭を下げた。





この隊の隊長、ナオだ。




ナオとは、昔は仲のよい親友とまで言える存在だった。




だが、隊に入ってからは敬語で他人行儀。







友達だった面影なんて……一つもない。







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