双恋♡
自分の席に着いたあたしは
「大丈夫かな...」
桜羽は自分がモテると言う自覚がないから心配なんだよなって考えてたらつい声が漏れていた。
「何か心配事があるの??」
前の席に座っていた男の子に話しかけられた。
「ちょっとクラスが離れちゃって心配してる子がいるの」
「そっかぁ、きっと大丈夫だよ!」
「うん。ありがとう」
よく見るとこの男の子すごくかっこいい
少し茶色のまじった栗色の髪の毛に整った顔立ち、モテるんだろうな
「あ、俺は柊 悠宇!よろしくな」
「あたしは双葉 凛羽よろしくね」
「この学校で初めての友達できたー!めっちゃ嬉しい!!」
喜んでいる男の子を見て癒された
「凛羽!俺のことは悠宇って呼んで!」
ニコニコと笑顔で名前を呼んだ悠宇に少しドキッとした
「わかった。悠宇って呼ぶね」