ー 遥彼方 ー 新選組と共に……



  近藤「此方が入隊した伊東甲子太郎殿だ

    参謀として迎えようと思ってる」

   遥「はぁ~~~~~~~~~?」

 土方「遥……後で話そう。今は収めてくれ」

   遥「分かった」

   伊東「北辰一刀流免許皆伝、伊東甲子太郎と申す。宜しく頼みますね」

   プルプルプルプル  プルプルプルプル

   くっそむかつくっっっ!!!

   遥「総司見て……怒りで鳥肌が立った」

     袖をまくって見せた

   総司「クスクスクス 本当だ……」

   遥「早く家に帰りたい……」

   伊東「杉浦殿……お酌を頼めますか?」

   遥は思いっきり土方を睨んだ……

   土方は小さくため息をはき、

  口パクで「た の む」と、言った

  遥「はい」

   伊東 近藤 山南 土方とお酌し

    幹部たちに酌し始めた

  超ご機嫌斜めのまま、酌をした

   総司「クスクスクス 家に戻ったら付き合いますから……」

  遥「怒りで狂いそうです」

  伊東「杉浦さぁ~~~ん。踊りや唄は出来ますか?」

  遥「私、舞妓さんじゃないですよ」

  伊東「そんな事も出来ないのですか?」

  土方「い……伊東さん、杉浦は男です。 さ…お一つどうぞ…」土方の営業スマイルが眩しい

  伊東「あなたは何が出来るんですか?

     夜のお相手でも願いましょうか」

  遥は幹部たちの方へ向いた……あちらをみたら蹴り飛ばしてしまいそうだ

  我が家の住民の顔は最早伊東の発言に般若と化した……

   遥は唇を噛み、下を向いた

  伊東「顔だけのあなたには其れくらいしか出来ないでしょう」

  近藤「呑みすぎですよ?杉浦に絡まないで下さい」

  土方「やり過ぎですよ?伊東さん」


    ……………………………………


  

  




  
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