ー 遥彼方 ー 新選組と共に……
遥「怒りで呑んでも呑んでも酔えない」
左之「もう寝るか……」
遥「うん……だね」
皆で片付けて歯磨きをした
総司「一人で寝れる?」
遥「子供じゃありません」
総司「クスクスクス お休み」
遥「お休み~~~~~~~~」
bedに入ってもイライラして眠れない
庭に出て煙草に火をつけた
総司「来ると思った」
遥「っっっ!!!ビビったぁ~~」
総司「大丈夫?」
遥「どうだろうねぇ~…あいつがいなきゃ平気……あいつを考えるだけで腸煮えくり返る……」
総司「うん…私は遥に命を助けて貰った……残りの人生は、近藤さんと遥の為に使うから……」
遥「今まで通り…近藤さんの為に使って」
総司「何で………」
遥「私は総司の気持ちには答えられない」
総司「知ってるよ……それでも護りたいんだ」
遥「総司はさ、お墓見たでしょ?
150年経っても総司はモテモテ
今だってモテモテ…見込みのない私じゃなくてさ……」
総司「何度も諦めようとしたよ…
でも、ダメだった……だから…
この想いが無くなるまでは
遥を守るって決めたんだ……」
遥「……………………………………」
総司「今まで通りの遥で良いから……」
遥「……………………………………」
総司「黙るな」
遥「分かった……今まで通りにする」
総司「ありがとう」
総司は遥の肩を抱き寄せた……
総司「此くらいは許して」
遥「私は良いけど、土方は嫌がるんじゃない?」
総司「あの人はそんな小さな男じゃない」
遥「大好きなんだね~」
総司「死ぬほど」
遥「え?違う違う!土方が好きなんだね」
総司「まぁ……兄の様な人ですからね
遥の恋仲が土方さんだから許せるんです……。もし、新八や左之だったら……卑怯な手を使ってでも奪ってた………」
遥「私も土方も美男美女ですし?」クスッ!
総司「自分で言わないでよ。クスッ!
でも、そんな遥が好きですよ」
遥「有り難う御座います…組長…
私も、あなたが死にそうになってたら……迷わず助けに行く……幕府より総司のが大事だよ………」
……………………………………