ー 遥彼方 ー 新選組と共に……
虐め
翌日から伊東から執拗に弄られる
伊東一派二十数名から……
幹部の目を盗んで足をかけて転ばされたり
木刀で殴られたり 水をかけられたり
遥「私…何かしました?」
伊東一派「伊東さんの命令だ」
遥「じゃあ、伊東さんは何故私をやれと?」
伊東一派「知らねー…大事にされてるお前が気にくわないんじゃねぇか?」
遥「楽しい?」
伊東一派「始めは気が引けたが今は楽しんでる。鬱憤晴らせるし…」
遥「顔を殴らないのは…知られないため?」
伊東一派「その通り!」
遥「そう……じゃ、ずぶ濡れなの知られたら困るから……着替えて来る」
歩き出すと、後ろから跳び蹴り
地面に突っ伏した遥は悔しさに顔を歪める
遥は立ち上がり家に向かった………
後ろではケラケラ笑う伊東一派
いつか殺してやるっっっ!!!
家に入り、シャワーを浴びた
みんなにバレたら……また迷惑かける
堪えてやろうじゃねぇか!!!
背中が開かなきゃ良いけど………
ーーーーーーーーーーーーーー
ソファーに座り、戦争映画のDVDを見ながら時間をつぶした
夜になり、総司が夕餉の迎えに来た
総司「今日は何してた?」
遥「午後にシャワー浴びてDVD見てた」
総司「そろそろ仕事復帰できそう?」
遥「したいんだけど、土方がダメだって~~~~~。過保護過ぎるでしょ!
退屈で退屈でどうやって時間つぶすか考えるのが辛い……」
総司「贅沢な悩みですね」
総司が肩に手を置いたとき
遥「(ビクッ!)ははは。ゴメン」
総司「……………………………………
何かあった?」
遥「いや……ただビックリしただけ」
総司「本当に?」
遥「うん」ばれるわけにはいかない