ー 遥彼方 ー 新選組と共に……
総司「土方さん…遥は…」
土方「入れ…今寝てる………
布団取るなよ?」
総司「何もこんな時に……」
土方「こんな時だからだ。忘れさせてやんねぇと…………」
総司「……………………………………
また犯されたんですか?」
土方「い~や…死守したそうだ」
総司「不幸中の幸いですね……」
土方「夜の巡察まで俺が遥を見てる」
総司「分かりました」
部屋を退室して行った総司
……………………………………
左之「平助…お前、伊東の企み知ってたのか?」
平助「知らなかった…伊東さんがあんなこと……はぁ~~~~~~。俺の責任だ」
新八「お前のせいじゃねぇよ」
平助「俺が伊東さんを連れて来なきゃこんな事にならなかったんだ」
左之「知らなかったんだから仕方ねぇ
お前…こっちに戻るよな……」
平助「うん……そうする」
新八「そろそろ巡察だ。平助行くぞ」
……………………………………
近藤「最初から…此が目的だったんですね……」
伊東「杉浦遥の噂は江戸でも知れ渡っていました。 興味を持ち、調べていたら藤堂君が勧誘に来ましたので…是非彼女に会いたかった……門で会ったときに、私に警戒心を向けていたので…部下に隙を作れと言いました。
傷心の心に優しさを付け込めば
手に入ると思ったんです……
しかし……幹部は常に彼女に付いていて
私には見せない笑顔を振りまいていた
この私にっっっ!!!
手に入らないものなんて無かった!」