ー 遥彼方 ー 新選組と共に……


  
  遥「私…どうなるんですかね…

  食べ物も底をついたら…死ぬね…」

  土方「読み書きは?」

  遥「この時代の読み書きは出来ない。
   未来のなら出来るけど………」

  土方「字も変わるのか……」

  遥「続き文字ではなく、一つ一つ離れます。あなた達の字は古文と言って、寺子屋で習うけど、私、本気で0点取ったことありますから…」

  土方「は?」

  遥「全く駄目だと言うことです。

   何だよ……徒然なるままに……とか」

  総司「 徒然草… 」

  遥「うん…暗記はしたけど、字が読めないからね…呼んでもらって自分で書いて覚える」
  
  土方「何が出来る?」

  遥「身体を動かすこと」

  土方「身売りか?」

  遥「違うっっっ!!!頭を使う仕事より体を使う仕事がしたい」

  土方「身売りじゃねぇ~か!」

  遥「団子屋とか?」

  土方「俺がお前を買ってやろうか……」

  総司「ちょっと!土方さん!」

  左之「俺も買う~」

  新八「俺も~」

  平助「俺も~」

  総司「………私も~」

  遥「身体は綺麗なままで御願いします」

  土方「つまんねぇ~な!」

  遥「好きでもない男と寝ても寂しくなるだけじゃん……」

  土方「いや……そんな事ないぞ~?

   一夜をいかに大事に過ごすか……」

  遥「取り敢えず…この生活に慣れないと」

  土方「聞いてるか?男と女は……」

  遥「もうそろそろ寝たいんで…お風呂の使い方教えておきますね~」

  お風呂の説明、トイレの説明、電気は必ず消すこと! 家の戸締まり

   布団は各自持ってきてるし…

    私は歯磨きを始めた。

  総司「それは?」

  遥「歯を磨くものです」

  総司「美味しいですか?」

  遥「辛いと思います……」

  総司「やりたいです!私に貸して下さい」

  遥「お断りします。新しいの出しますので…待ってて下さい」


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 その後、ミントが辛くてスーハーする総司がいた


   ーーーーーーーーーーーーーー


  遥「お休みなさい……」

  皆「お休み~~~~~~~」




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