ー 遥彼方 ー 新選組と共に……

　　
　土方「遥…支度しろ…近藤さんに紹介する」

　　遥「うん。ちょっと待って！洗濯だけ回すね！」

　　土方「洗濯を回す……？」

　　遥は顔を洗い、歯磨きして着替えた

　　土方「着物はないのか？」

　　遥「はい。着方すら分かりません」

　　土方「俺の着流し貸してやる。来い」

　　土方の部屋へ行き、服を脱げと言われた

　　遥「……………………………………ﾊｲ」

　　　遥はﾊﾟﾝﾂ&ﾌﾞﾗ姿になった。

　　土方「ﾌｯ!　それは取らないのか？

　　　　　　　　　　　これ着ろ…」

　　言われるがまま着流しに腕を通した

　後は土方が前を合わせ、帯で結んでくれた

　　遥「どーも」

　　土方「髪は俺みたいに上で結んどけ」

　　遥「はい」

　　洗面所で高い位置でﾎﾟﾆｰﾃｰﾙにした

　　土方「行くか…」

　　左之「男前だな」

　　新八「益々強く見えるな」

　　平助「俺より大きいしね……」

　　総司「さぁ！行きましょう！」

　　　　6人で屯所へ向かった

　　
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　　大広間にて

　　近藤「あなたが遥くんだね？」

　　遥「ご迷惑おかけし、申し訳ありません」

　　山南「土方くんから話は聞いてるよ」

　　井上「男前だな……」

　　武田「幾つだ」

　　遥「二十歳です」

　　谷「そうか…」

　　松原「隊士になるのか？」

　　土方「試したいな…お前、剣は？」

　　遥「見たこともありません」

　　土方「……そうか。新入りの平隊士とやらせるか…」

　　遥「何故ですか」

　　土方「仕事が欲しいんだろ？」

　　遥「隊士ですか？」

　　土方「あぁ。余計な話は後だ！」

　　近藤「じゃ、頂こうか！

　　　頂きます！　遥くんも食べなさい」

　　遥「ありがとうございます」ﾍﾟｺﾘ

　　
　　　……………………………………


　　遥「総司。女人…」　ﾑｸﾞｯ！

　　　　沢庵突っ込まれたし…

　　総司「その話は家に帰ってから…分かった？」

　　　　　　コク　　コク

　　
　　　

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