ー 遥彼方 ー 新選組と共に……


   
  
    遥「正解は……錦の御旗です……」

   幹部「っっっ!!!」

  遥「錦の御旗により、あっという間に幕府の力は弱まります。大阪城にいた15代将軍、徳川慶喜は松平容保と共に江戸城に逃げます

   この時、まだ旧幕府軍は…将軍が逃げたことを知らず、戦い続けます

   そして、徳川慶喜は謹慎生活に入ります。  確か二年ほど………

   旧幕府軍は何とか盛り返そうと北へ北へと流れるが、新政府軍。我々の軍が強すぎて全敗です……蝦夷まで行きますが……其処で終戦を迎えます……」

   土方「俺らは幕府軍として戦ってたら全滅していた。これからは…新薩長、新政府軍として戦う。戦がないときの我々の仕事は警視庁だ……まぁ。まだ良く分からんが……」


   遥「基本は今とは変わりませんが……

   戦の時には特攻で出陣します」

   
  伊東「これを……あなた一人の力で成し遂げたんですか?」

  遥「何がですか?」

  伊東「新薩長同盟をです」

  遥「まさかっっっ!!!

   土方、山南さん、近藤さんの力です」 

  伊東「坂本殿や桂殿とはどうやって…」

   遥「私が未来から来たからです…

     皆が私を欲しがって……」

   土方「謙遜しろっっっ!!!

    しかし、遥を欲しがったのは事実

    遥はずっと拒否し続けたが……

    新選組ごと手に入れて見ろと

    啖呵切りやがった。近藤さんの説得には坂本も桂も手こずってたが……遥が屯所移転問題で頭を悩ましててな……その時に桂と坂本が資金提供とを申し出た。

   そのお陰で、屯所は新選組が買い取り此処までデカくなった。

   幹部たちも大分援助してくれた

    有り難い。感謝している。

  一文も出さなかったのは伊東さんだけだ」
   
   伊東「……………………………………」

   土方「遥が居なかったら……幕府軍としてくたばってた筈だ……讃えろとは言わないが……此奴も十分尽くしてるのは事実」





    
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