ー 遥彼方 ー 新選組と共に……
 


 毎日稽古して、メキメキと力を付けていった

 
  総司「剣が曲がってる!!」

  遥「はい!」

   最近は総司に習うことが多い遥

 総司は普段優しいが、稽古は物凄く厳しい

     故に……ストレスMAX!!! 

  毎晩、浴びるようにお酒を呑んでいた

  
    ーーーーーーーーーーーーーー


 遥「っっっ!!! やっちまった!!!」

   裸の土方。。。 私も裸………

  お酒の失敗は、たまにあったが…

 一つ屋根の下に住む彼等とは…マズかった

 土方に突っ込まれる前に逃げなければ…

    ソーーーーーーーーッと

  洋服を持って土方の部屋を出た……

  廊下でキャミとパンツを履いて自分のbedに

    潜り込んだ…………………………

  遥「…………マズい……これはマズい…

    誰にもバレてませんように……」

  総司「……………………………………

    みんなにバレてますよ…………」

  遥「っっっ!!! わぁっ!!!」

  総司「お酒に呑まれ、土方さんに食われるなんて……何考えてるのですかっっっ!!!」

  遥「……………スミマセン………………」

  総司「……下の寝間着はどうしたんですか!!!」

  遥「………スミマセン……布団の下デス……」

  総司「起きたら直ぐに履いて下さいね」

  遥「……ハイ……総司は何故此処に……?」

  総司「ずっと此処で待ってたんです

  昨夜から……ずっと……」

  遥「……………スミマセン………記憶が……」

  総司「覚えてないんですか?」

  遥「………………ハイ……………………」 

  総司「では…眠っただけかも…」

  遥「………二人とも裸でした…………」

  総司「……………………………………

   節操のないのはあなたもですね……」

  遥「………スミマセン………自分の意志では…

      ないんですけどね……………」

  総司「お酒禁止ですね…………」

  遥「っっっ!!! それだけは!!!

  お願いします!勘弁して下さい!!!」

  総司「じゃ、今から私と寝ますか?」

  遥「スミマセン……お酒はもう抜けてます…」

  総司「私はその方が良いです」

  遥「…………勘弁して下さい…………」

  総司「嫌ですか?」

  遥「………ハイ……スミマセン……」

  総司「………次お酒の失敗があったら……あなたを頂きますね…酔いが醒めてても……」

  遥「…………他のことで…………」

  総司「ダメです!!! 少しまだ寝ましょう……………」

  遥「私はもう目が醒めてしまいました」

      ギュッ!!!

  総司「……………………………………

    土方さんの臭いがします……」 

  遥「スミマセン……」



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