ー 遥彼方 ー 新選組と共に……





   新八「ふふふふふふふふふ

     まさか……お二人さん………」

  左之「もう少し遅く帰ってれば!!!」

   土方「お疲れさん」

   土方は何食わぬ顔で着流しを整える

   新八「邪魔して悪いな……」ニヤニヤ

  左之「その様子じゃ、無事だったんだな」

   遥「お陰様で。 寸前で土方が殺してくれました………もう裸でしたけど………」

  土方「言うなよ……そう言うこと…」

   新八「噛まれたのか?」 

   遥「うん。私が接吻してきた伊東を噛んだから……」

   左之「いつもお前は大変だな……

      美しいのも罪なのか………」
     
     遥の頭を撫でる左之

   遥「美人薄命と言いますし」

   土方「自分で言うなよ……」

   新八「いや……遥は顔を崩せば良い。

    そうすれば誰にも襲われずに……」

   遥「え…………それヤダ………………」

   土方「俺もそんな遥はいらねぇ…」

   遥「えぇ?ちょっと待て!

   お前は私の顔と付き合ってんのか?」

   土方「最中はお前の顔しか見てない」

   遥「黙りたまえ」

   新八「まぁ……女買うのも顔で決めるからな……」

   遥「新八はまぁ、分かる。一晩だけならいい男に越したことはない」

      バコン!!!

   土方「そんな事考えてたのか!」

   


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