ー 遥彼方 ー 新選組と共に……
遥「今考えた。自分で買うならそりゃそうでしょうよ~…廓に総司と武田がいたら迷いなく総司買うよね……」
バコン!!!
土方「何で総司なんだ!!!」
遥「お金を出してまで武田とは寝たくないと言うことですよ……故に新八の気持ちは分かる。でも、恋仲を顔で?」
土方「普段は中身。最中は顔」
遥「黙れっっっ!!!」
左之「遥……普通そうだろ……」
遥「嘘っ!マジかっっっ!!!」
土方「お前は最中何見てんだよ!」
遥「目を閉じてます故……」
土方「あぁ……そうだな……お前は閉じてるな……」
遥「えっ? 閉じないの?」
左之「遥は閉じるんだな」クスッ!
新八「良い情報を仕入れた……」
土方「酔ってる時は閉じないけどな」
遥「そうなのか……目は閉じないのか……知らなかった……」
新八「いや…人それぞれだろ」
左之「あぁ。閉じる奴もいる」
遥「どっちが良いの?」
土方「目が合ってた方が良いに決まってんだろ」
遥「へぇ~~~~~~~~~
恥ずかしいね……」クスッ!
肩を竦めながら照れる遥
三人「……………………………………
(遥が照れてるっっっ!!!
恐ろしく可愛いっっっ!!!)」
新八「続きは上でどうぞ!俺風呂入る」
左之「あぁ……。平助は?」
遥「山南さんと残りの御陵衛士の切腹
たけだけ連れて帰ってきた」
左之「良い奴もいたのになぁ~~~」
新八「あぁ……。残念だな……」
土方「遥……上行くぞ」
遥「やだ」
土方「はぁ?」
遥「夜で良い………」
土方「目を開けるからか?閉じてりゃ良いだろ……」
遥「左之と新八にやりに行ってきますとは言えない……ってか、この雰囲気すげぇやだ。故に……今はやだ」
土方「……………………………………」
左之「ケラケラ 土方さんが可哀想だ」
新八「行ってやれよ」
遥は煙草を持って庭へ出た
……………………………………
こんな嫌なこと悲しいことがあっても
空は清々しいくらいの晴天………
新撰組と御陵衛士以外、世界中は普通の生活してるんだよなぁ~~~~~~~