ー 遥彼方 ー 新選組と共に……
五人「遥ぁーーーーーーーー!!!」
土方「何でbedから出てんだ!馬鹿たれ!」
遥「お……………………………………」
総司「何?」
遥「お腹空いた………………………」
五人「……………………………………
はぁ~~~~~~~~~~」
遥「平助ぇ~…お腹空いたぁ」
平助「分かった分かった粥作ってやるから寝てろ」
遥「ソファーで良い…………」
総司「あ…そっか。前も肩の時、座ってる方が楽だって言ってましたね」
遥「うん」
土方「落ちたとき、何処か打ったか?」
遥「足ひねった…………」
土方「はぁ~~~~~~~~~~」
大きなため息をつき、遥を抱え上げた
ソファーに下ろされると土方が煙草を差し出した
遥「おぉ!ありがとう!!!」
シュボッ! ふ~~~~~
遥「うまぁ~~~~~~~~」
ゴホゴホゴホゴホゴホ
肩を押さえてうずくまる。
咳で肩に響くのだ
五人「おいっっっっ!!!」
遥「久々に吸ってむせただけ
はぁ~。ヤニクラする…………」
総司「煙草…止めとけば?」
遥「嫌です!!!」
土方「五日も寝てたからな……」
遥「マジか……そんなに寝てたんだ」
土方「寝相の悪いお前がピクリとも動かず寝てたんだ。 俺は心配で心配で何度息してるか揺すったと思う…………」
遥「ケラケラケラケラ。それ面白い……」
肩を押さえながら笑う遥
平助「お前がいるのといないのとで
此処まで家の空気が変わるとはな」
遥「有り難き幸せ」
土方「いや…マジで。いつも煩くて煩くてたまには黙って欲しいと思っていたが…2日辺りから煩さが恋しくなって来たぞ?」
遥「それ誉めてんのか?」
土方「あぁ。お前は煩くてなんぼだ」
遥「さようか」
土方「落ち着きがなく、いつも煩く、いつも皆に迷惑をかけるのがお前だ……」
遥「ほ~ぅ?」
土方「この5日間は屯所が静まり返ってる」
遥「いや……お葬式だったでしょう!」
土方「まぁ、そうだが…稽古も殺気立ってたしな」
遥「それはそれは大変ですね~」