ー 遥彼方 ー 新選組と共に……
bedに潜り込んで泣いた……
カチャッ! キィーー
誰かがbedに潜り込んで遥を抱き締めた
土方「大丈夫か……?」
遥「私は土方さんみたいに割り切れない」
土方「……………………………………」
遥「何がしたいとか…どうして欲しいとかじゃなくて………自分が混乱してるのに、みんなではやし立ててっっっ!!!
今までだってお酒の失敗は多々あったけど、大人だから誰も責めなかった……
この時代は……皆が私を責める……」
土方「気にすんなよ……」
遥「平助の……淫乱女って言われたのは……結構……痛かった。 多分、これからも、お酒の失敗はあるから……本当の事だけど……
もう疲れた……帰りたいのに
帰る場所もない……………………」
土方「……………………………………」
遥「あのまま………死んでればよかったのに………………」
土方「……………………………………」
遥「何で何も言わないの?」
土方「……………………………………」
遥「土方?」
寝返りを打って土方を見ると
土方「スー スー スー スー」
遥「……………………………………
寝てるし…………………
クスッ! 私一人吠えて…馬鹿みたい」
遥は土方に抱き付いて寝た…………
……………………………………
遥の寝息を聞き、土方は目を開けた
土方「……………………………………
馬鹿遥……死んでるくせに…
今更……離れる訳ねぇだろ……
俺が一緒にいてやるから……
お前は俺だけ見てろよ……
酒に呑まれんじゃねぇよ……」