ー 遥彼方 ー 新選組と共に……



   平隊士「毎晩っっっ!!!」

      「流石副長」

       「羨ましい!!!」

    ポリ ポリ ポリ

    坂本「やらんなら帰るき」

   平隊士「やります!やります!」

    てつ「お願いします!!!」

 げん「はるを守らなきゃいけないんです」

    よし「組長を守るのも隊士の仕事」

  坂本「遥は良い部下を持ったもんじゃ」


     ……………………………………
   

  近藤「祝言を申し込むのにあれはないだろう……………」

   土方「申し込むのは一度や二度じゃねぇ……」

  総司「嫌われますよ?私は嬉しいけど」

   左之「遥と祝言挙げるの無理じゃねぇか?」

   新八「俺もそう思う」

   平助「土方さん、何でそんなに祝言に拘るんだ?今だって夫婦と変わらないじゃん」

   土方「戦に出したくねぇ……」

   近藤「それで祝言はねぇだろ…」

   土方「……………………………………」

   左之「遥の気持ちも考えてやれよ」

   土方「あいつが死んだら……………」

  近藤「組にいる以上、命の保証はない」

   土方「だから…………」

   総司「じゃあ、ヤヤコ作っちゃえば良いじゃないですか……」

   土方「……………………………………」

   新八「あいつが家に入ったら毎日が退屈で浮気するぞ。特に戦で離れたらな……」  
 
   総司「呑みますからね~」

  土方「良いから稽古しろっっっ!!!」

   左之「はいはい」
  
  

    ーーーーーーーーーーーーーー



   遥は武田の部屋にいた………

   サラシの交換に来ていたのだ

   武田「随分ご機嫌だな…………」

   遥「あなたに話すのは無駄かもしれませんが……土方に祝言を申し込まれました」

   武田「嬉しくないのか?」

   遥「嬉しいです。でも…私は軍人です。戦い続けたいのに家に入れと…………」

   武田「それが女の幸せだろう?」

   遥「私は……世が落ち着いたらって考えてるんです」

   武田「その頃にはお前ヤヤコが産めなくなるぞ」

  遥「はぁ~~~~~~~~~~」

 

   
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