ー 遥彼方 ー 新選組と共に……
総司は凄く嬉しそうに微笑んだ
総司「ありがとう。来てくれて」
遥「話とは……」
総司「叩いてスミマセン………痛かったよね」
遥「私が悪いので、大丈夫です」
総司「公私混同したのは…私でした」
バッと総司を見た遥
総司「嫉妬しました。土方さんに…
何故…私じゃなかったのかと……
記憶がなくても…私が抱きたかった」
遥「……………………………………」
総司「平助も、左之も新八も…みんな嫉妬してたんですよ………」
遥「……………………………………
きっとまた…私は失敗する……
だから、機会は幾らでもあるよ。
私は淫乱女だし……………………」
唇を噛んで涙を堪える
ギュッ!!!
総司「次は私であることを願ってます」
遥「記憶ないのに……………………」
総司「私が覚えてれば良い……………」
遥「優しくなんてしないでよ!!!
私は汚いんだからっっっ!!!」
総司「クスクスクス……土方さんに抱かれたからですか? それじゃあ土方さんが可哀想だ
彼もあなたを好いてる一人です」
バッッッ!!!
遥「ち…違っ!!!」
総司「違わない…ずっと一緒にいたんです。土方さんを見てれば分かります……」
遥「……………………………………」
総司「みんながあなたを好いている。
視野を広げて見て下さい……」
遥「……………………………………」
総司「帰らせないし…離れたくない…
ずっと…一緒にいたいです。
早く…一番組に来て下さい」
遥「……………………………………
ハイ……努力します」