ー 遥彼方 ー 新選組と共に……
遥「顔を傷付けたらお前を跡形もなく消すから……」
幕府「はははははは。楽しみだ」
遥「近江屋で7~80人は殺したからね」
幕府「嘘を申すなっっっ!!!」
遥「あんた………私のこと知らないんじゃない?」
幕府「実は知らん……名前だけ聞いていたが、美しいとは知らなかった………」
遥「素手で殺して良い?」
幕府「恐ろしいオナゴじゃ……」
……………………………………
スパンッ!
土方「遥戻ってるか?」
総司「いえ……」スタッと立ち上がる総司
土方「君菊!全ての部屋を見させて貰う」
幹部全員部屋の隅々を見て回った
……………………………………
幕府「悪いが満足させてやる暇がない」
遥「気持ち悪い……吐きそう」
バチンッ!
遥「痛いんだけど……口切れた」
幕府「黙ってれば良いだろう」
遥「次手を挙げたら私も容赦しない!
不細工ハゲ」
ガゴンッ!
拳が一発頬に入った
遥「先に手を出したのも手を挙げたのもあなたです……忘れないでくださいね?」
まず掌で顎を思いっ切り弾き、
怯んだ隙に頭突き
ハゲから脱出し、起き上がる
幕府「クソアマァーーーーー!!!」
殴りかかって来た所で、お馴染みの
持ち上げて膝に叩き付ける
畳に伏せてるところで
髷を掴み座らせ、痛恨の回し蹴り
襖を倒しながら庭に転がるハゲ
……………………………………
組長達が到着
左之「あ~~~~~~~あ」
新八「雑巾みたいだぞ」
平助「遥に手を出そうとなんてするから」
一「哀れだ………」
総司「遥!カツラ!カツラ!」
土方「殴られたのか?口………」
遥「二発程頂戴しましたが触れられてません」
土方「流石だな……………」
山南「この者を捕らえろっっっ!!!」
遥「慶喜に私を贈り物にするつもりだったようです」
土方「一人で……遥をかぁ?」
総司「無謀ですね…………」
遥「呑み直そうっっっ!!!」