ー 遥彼方 ー 新選組と共に……
団子屋にて………
土方「総司は何だって?」
遥「好いていると言われました」
土方「そうか……で?」
遥「はい?」
土方「何と答えた?」
遥「何も……」
土方「何も?」
遥「答えを望んでなかったようなので……でも、次、酔いつぶれたら抱きたいと言われました…」
土方「クスッ! お前はみんな食い尽くしそうだな…」
遥「やめて下さいっっっ!!!
呑まないようにしてるんです!」
土方「次呑んでるとこ見付けたら…見張っとかないとな……」
遥「……………………………………
私のbedに運んでくれるんですか?」
土方「他の奴に食われる前に俺が食うからだよっっっ!!!」
遥「私は記憶ないから…聞いても良いですか?」
土方「あ?」
遥「好きでもない女を抱いて、幸せな気分になれますか?」
土方「俺は単純だからな…発散できればそれで良い」
遥「私も…発散ですか…………………」
土方「ケラケラケラケラ 気になるか?」
遥「いえ…と、言うより、傷付きます」
土方「そうかぁ?」
遥「島原でしてくれませんか?」
土方「何故」
遥「やっぱり仕事ではないので…割り切れないんで…」
土方「俺とは嫌か?」
遥「と言うよりあなたに気持ちがないから嫌です」
土方「気持ちがあれば良いのか?
お前は記憶も無いのにか?」
遥「……………………………………
そうですね……
ま、今は男か酒かと聞かれたら迷わず酒なんで、特定の男はいりません」
土方「本当に男みてぇだ。抱いてる時は、紛れもなく女の遥だったがな…」
遥「あぁ。そうですか」
土方「たまに町に連れ出してやるから
仕事だけはしっかりやれ!良いな!」
遥「はい!今日は連れ出してくれてありがとうございました」
土方「あぁ。帰るぞ!!!」
遥「はい!」