ー 遥彼方 ー 新選組と共に……
真っ白な歴史
慶応4年 本来なら一月も三日から戊辰戦争が始まる筈だった。。。
しかし、遥と血判を交わした二つの契約がある限り、どちらも動けない。
新撰組はいわゆる頂点に君臨したが、
そこは甘んじて薩摩、幕府、長州の下に就いたのだ
莫大な給金も入るようになった
しかし……質素な生活は変わらないし、
隊士達の女遊びも変わらない
遥もしょっちゅう廓に行っては君菊と飲み明かし…日頃のうっぷんを晴らす。
山南さんも平助も烝も源さんも
近藤さんも総司も生き延びた
後は……土方が生き延びるのを待って
祝言を挙げる!!!
遥は残り一年を心待ちにしていた
……………………………………
遥「総司…生き延びられて良かったね……これから先の事は一切分からないから……大切にね?」
ギューーーーーー!!!
総司が遥を抱き締めた
遥「生きてくれてありがとう」
総司「生かしてくれてありがとう」
皆で子供のように泣いた
ーーーーーーーーーーーーーー