ー 遥彼方 ー 新選組と共に……
過去
ドンドンドンドンドン
遥「は……え? 家? ……………
っっっ!!! 銃!!!
健………………ヒロ……………」
ダンダンダンダン ダンダンダンダン
「開けろーーーーーーっっっ!!!」
「開けないとぶち壊すぞっっっ!!!」
「開けなさい!!!」
カチャカチャ ギーーー
スッ!
刀を喉に付けられ口をふさがれた
「ご用改めです。刃向かったら殺す」
コクコクコクコク
手を離すと
遥「何なんですか! 家荒らしたら殺すよ? 泥棒!!!」
「盗っ人じゃないから……」
遥「じゃ~何でっっっ!!!」
「急に屯所を破壊して庭に落ちてきた
どう考えても、あなたの方が怪しいよね」
遥「は?え? 全く意味が分からない」
刀は首に当たってる…ツツツー
血が垂れてるのかな……何?……
どうなってんの?
遥「殺すならさっさと殺せば?」
「無闇に人は殺さない……」
遥「何でそんな格好してるんですか?」
「は?」
遥「着物ですよね?それ」
「着流しです。あなたの格好の方が可笑しいでしょう………」
遥「あぁ…そうですね…迷彩服なんか見慣れないですよね……」
「……………………………………?」
遥「何故、私に刀を向けるんですか?」
「襲いかかられないように」
遥「あなたが襲ったんですよね…」
「……………………………………」
遥「首……痛いです……」
「もう少し待って下さい………」
遥「……………………………………」
ーーーーーーーーーーーーーー
バタバタバタバタバタバタ
「どうなってんだ?見たこともないもんばっかりだ! 他に人はいないみたいだ
武器はこれだけか…………
お前…ちょっと来い……」
広いリビングに連れて行かれ、
手足を縛られ倒された