ー 遥彼方 ー 新選組と共に……


   遥「あの~~……何か飲みます?」

     「あぁ…」

  遥は冷蔵庫から、コーラ、レモンライム、お茶のペットボトルを出した

   遥「お好きな物をどうぞ……」

    「どうやって飲むんだ?」

   遥「は?開けられないんですか?」

    プシュ  プシュ  クルクル

      三本とも開けた

     怖い男はコーラを飲んだ

   「ブホッ! ゴホッ! ゴホッ!

      何だ!コレは!!!」

   遥「炭酸好きなんです……」

    優しい男はレモンライムを取った

   「ブホッ! ゴホッ! ゴホッ!」

   
  「飲んじまったが…此飲んで良いか?」

  「私もお茶が欲しいです」

  遥「はい。分かりました」お茶をもう一本取って渡した

 遥は一気飲みで飲みかけのコーラを飲んだ

  遥「はぁ~~~美味しい!!!」

   「……………………………………

    (笑った……可愛いな……)」

  遥「で……あなた方は……」

   「あぁ。壬生浪士組、副長。

      土方  歳三」

   「壬生浪士組、副長助勤。

      沖田  総司」
    
    遥「クスッ! 新選組ですか?」

  「あぁ?新選組なんて…そんな大それたもんじゃねぇよ」

  遥「土方歳三って新選組の鬼の副長で石田散薬売り歩いてた人ですよね?」

 土方「っっっ!!! 何で知ってんだ?」

  遥「土方歳三を知らない人なんているんですかね? 江戸時代の武士で、近藤勇を尊敬し、何処までも付いていった優しい鬼。

    歴史上、有名な話ですよ?」

   

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