こいはにきる君の風邪


君を愛してる。ただそれでしかないこと、それが高校に入ってから抱きだした愛。愛っていうと容易く無いかもしれない。恋愛って言った方がただしいかもしれない。恋愛感情、って言った方が正しいかもしれない。すなわち、それは君である。その相手は…。


いま、ふと、思う。野球部に借りてバキーン、バットが軋む。うん、ホームラン打った。見事外野外中を駆けぬけた。
それなのに君(きみ)は身勝手さ。そんなんじゃきみは大嫌いになってしかねもないよ。
見事右中間駆け抜ける。



(いまの立場相応しくも無いな)
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