君に
ウザイ男
私は「月岡 日向」ツキオカ ヒナタ
今年大学生になった。
「ほんまに日向が大学生やなんて考えられへんわ。」
いつもと違う目で私を見るお母さん。
「ほんまやで。引越しの手伝いとかこんでいいから。」
私は隣で段ボール箱に荷物を詰め込む。
「遠慮とかいらへんよ?お母さんやって心配なんやから。日向が一人暮らしやなんて。」
ため息をこぼす。
「大学遠いんやもん。しかたあらへんやん。うちも19やで。子供やないんやから、自分のことは自分でするわ。」
今年大学生になった。
「ほんまに日向が大学生やなんて考えられへんわ。」
いつもと違う目で私を見るお母さん。
「ほんまやで。引越しの手伝いとかこんでいいから。」
私は隣で段ボール箱に荷物を詰め込む。
「遠慮とかいらへんよ?お母さんやって心配なんやから。日向が一人暮らしやなんて。」
ため息をこぼす。
「大学遠いんやもん。しかたあらへんやん。うちも19やで。子供やないんやから、自分のことは自分でするわ。」