とっても可愛い駆け引きです。
嘘だなんて嘘。
言い始めたらキリがない、エンドレスなやり取りだけど、言いたいことはただひとつ。
登場人物が男女一人ずつのラブストーリー。
なんとなく結末が予想されるなかで、すんなりいかないのが面白いところ。
わかってるんですよ!二人が想い合っていること!
でも、幼馴染ゆえ、ストレートにいくのが恥ずかしい。
エイプリルフールに頼ってみたところが実にキュートです!
先制パンチを喰らった彼の様子が手に取るようにわかります。
それに対する意地っ張りも可愛くて、高校生に戻りたくなりました。
たった7ページの中に、きゅんとする瞬間がぎゅっと詰まっていて、たった7ページなのに、この充実感はなんでしょう。
作者様の力量が伺える作品です。