セレクトショップ・ヘブン
だけど私かま行くところなんて1つしかなかった


彼のいるカフェ。


からんからん


店に入ると彼の優しげな声が響く


私はいつも座るカウンターが見える少し離れた席ではなく


彼の目の前のカウンター席に座った


「ココくるの初めてですよね?」


「え?」


「いや。貴方見たいな綺麗な人が来たら覚えてるからさ」


「綺麗だ…なんて」


嬉しくて頬が赤くなる


制服の事に触れないのも彼の優しさだろうか


彼を見つめていると奥の貼り紙が目に入った


『アルバイト募集中』


「あの…アルバイトって…まだ募集してますか?」


「え?」


「私ココで働きたくて。」


彼は少し沈黙してから


「うん。じゃあ名前とか教えてもらえる?」


「はい!!名前は野々山ふうかです。」


「俺は富山こうだい。」


それからいろんな説明をされて次の日から働く事になった
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