ルッキング・フォー・ラブ ☆リアル・ファミリー☆
( 喫茶店内 )

 祖母が語り出す。

「遥の友人に尋ね回ってやっとあなたに辿り着きました。良いですね?祖母の私では育て

られませんので。」

「そ、そんな事言ったって・・・」

そこへ弘が口をはさむ。

「こいつが親なのかよ?小僧じゃねえか?長らくほったらかしにしやがってよう!」

幸弘もむっとして弘をにらむ。雰囲気を和らげるように幸が話し出す。

「若いパパで良いじゃない。ねぇパパ。私パパ欲しかったもん。」

そう言うと幸は幸弘の腕にますます強く抱きつく。幸弘は幸の豊かなバストの感触に

一層慌てる。

「ち、ちょっと待てって。俺は君達のような子供を持った覚えは無いよ!だって何の証拠

も無いじゃないか!」

弘が噛みついた。

「実の子供だったらどうすんだよ!この無責任小僧が!!」

「もし証明されれば、責任とって引き取ってやるさ!」

「本当に?パパ?!」

「あぁ!本当だとも!実の子供ならな!でも証明されなければこの話は無しだぞ!さっさ

と引き上げてもらう!・・・ってパパじゃないって!俺は!!」


 その夜幸弘が調べると今はDNA鑑定が一件20万円、期間2週間ぐらいで受けれる事

が分かった。

早速手配し後日 幸、弘、幸弘の3人と遥の遺髪とでDNA鑑定を受けた。
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