リフレイン
時刻は6時50分
志崎社長の予約まであと10分、
なぜこの仕事を受けたのか、数分前の自分を殴りたい。
だってあの志崎社長だよ!?
超大物だよ??
もし何か失態でもしたら、、、
考えただけでも手が震えてきた。
でも時間は待ってくれず、7時に志崎社長が来たと伝達があった。
ヤバイヤバイ!緊張で本当に手が震えてるよ。
行きたくないよ〜
って言ってもお客様。
待たせるわけにはいかず、急いで志崎社長の待つ個室えと向かった。
ーーコンコン
軽くノックをしてから少しドアを開け、頭を深くさげる。
「失礼いたします。
本日はレ・トワールにお越しくださいまして誠にありがとうございます」
決められた挨拶を言い、再び顔を上げた瞬間
鈍器の様な物で頭を殴られた様な衝撃が走った。