男子1人のシェアハウス2


「なんだよー泣き虫桃。」


「凉ちゃんが遠くに行っちゃうの嫌だ!!」


「まだここにいるから。大丈夫だ。」


顔を見上げると凉ちゃんは涙を拭いてくれた。


「う…ん!!凉ちゃん遊ぼっ♪」


そして春。


今日は凉ちゃんと別れの日。


私は両親と一緒に空港に来ていた。


最初はグズグズ言いながら泣いていた。

でも、凉ちゃは笑顔で頭を撫でてくれた。


そうだ!!凉ちゃんと会えなくても凉ちゃんが芸能人になったらTVで会える!!
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