男子1人のシェアハウス2
「もう、本当に最悪…。なんなのよ!早く東京に行けばいいのに。」
「東京に行ったら凉介君と会えなくなるのよ?それでもいいなら桃の自由だけど。」
亜美は天然って感じがするのに説得力がある。
「桃の気持ちに正直になりな。そしたら今の最悪って気持ちも最高に変わるかもよ♪」
「う、うん。」
正直な気持ちは、凉ちゃんのことが好き。
でも、好きなのに好きなのにどうしても素直になれない。