男子1人のシェアハウス2
紫星はどう見ても新米執事には見えなかった。
みんながリビングに集まった。
紫星は深々と礼をすると、自己紹介をした。
「みなさま、おはようございます。今日から執事として来ました紫星でございます。よろしくお願いします。」
拍手をして朝ご飯を食べた。
おいしかった。
「なぁなぁ!紫星さー彼女いる?」
翔太の質問に首を傾げる紫星。
「う~ん…婚約者は居ますけど…。」
「すげぇ!!俺と仲間だな!!」
翔太は紫星の手をブンブン上下に振っていた。