男子1人のシェアハウス2

「よかった。」

ホッとしているのも束の間、


いきなり龍平の顔が私の顔に近づいてきた。


龍平はとても顔が整っていて格好いい。

そんな、顔を近づいてきたら私倒れちゃうよ!!


目をぎゅっと瞑った。

すると、


「キスなんかしないし。もう少し待ってて。」


「ま、待たない!!」

「待てよ。」


「絶対の絶対の待たない!!」


「あっ!待たないと今キスする。」


「いや!待ちます!!」

「ならいい。」
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