男子1人のシェアハウス2

『えぇーっ!!!!!』

ここまでは俺の予想通り。

でも、

「嘘でしょ?」

と菜々が笑って言った。

「嘘ついてまで、みんなに話さないよ。」

「嘘でしょ…泣翔太が居なくなるなんて…。」

ボロボロと泣き出した優と桃を見ていたら申し訳ない気分になった。

「もう、明日行かないといけないんだ…。」

「えっ…もう、明日なの?」

「うん。」

「せめて1ヶ月は?」

「無理…。」

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