男子1人のシェアハウス2
すれ違い。


「最近の翔太ってなんか暗いよな。」


昼休み、龍平と屋上に来ていた。


いつもと違う暗い感じの龍平に少し戸惑った。


「暗い?どこがだよ。俺はいつでも元気だぜ!!」


「嘘だ。今の翔太は嫌いだ。じゃあな。」


俺を置いて龍平は屋上を出た。


「なんだよ。」


フェンスに寄っかかっていると、屋上の扉が開いた。
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