男子1人のシェアハウス2
「あっ!やっと見つけた!!翔太♪」
走ってきた桜は俺の隣に座った。
「最近翔太私の隣に居てくれないでしょ。それが寂しいの…。だからずっと傍にいてくれる?」
「居てやるよ。ずっと。」
「じゃあ!付き合ってくれる…?」
「付き合うって、桜と?」
「うん。」
「それは、ごめん。俺は今は菜々しか考えられない。」
「菜々さんなんて、意地悪なのに…そんな子を好きなんて信じられない…。」
「やっぱり思うんだ。菜々は意地悪じゃない。」