男子1人のシェアハウス2
「菜々。やっと帰って来てくれた。」
涙を流しながら喋る優を見ると昨日の自分が恥ずかしくなった。
「ところでみんなは?」
「リビングに居るよ。いこっ!!」
優に腕を引っ張られ久しぶりのシェアハウスのリビング行った。
「みんなただいま。」
『おかえり!!」
みんなが私のところに来て抱きついた。
「ありがとう。」
「ううん。」
私はシェアハウスに来て後悔はしない。
みんなが私の帰りを待っていてくれる。
あと、面と向かって桜ともう一度話したい。
「桜は?」
「部屋にいると思うよ。」
「ありがとう。」
桜の部屋の前に立ち数回ノックした。