男子1人のシェアハウス2


軽く握手を交わした。


「翔太様のお帰りだぜみんな!!」


リビングのドアを勢いよく開けて入ってきたのは翔太。


翔太はニコニコしながら菜々を見ていた。


「気持ち悪っ。」


後ろから桃や綾の声が聞こえたのは気にしないでおこう。


「今週ピクニックに行きたいなって亜美!」


翔太は驚いてこっちを見た。


「学校でしか会わなかったけど龍平とはどうなんだ?」


今一番聞きたくない名前を聞いて一気に顔が曇った。
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