男子1人のシェアハウス2


「無理して笑うな。」


翔太から頭を優しく撫でられた。


「うん!」


夕食の時間、インターホンが鳴った。


私が玄関を開けるとそこには不機嫌丸出しの龍平が立っていた。


「な、な、何?」


後退りしたら龍平は一歩また一歩と近づいてきた。


「あの電話は何だ?別れるとか一方的に言っておいてさ。」

龍平は私の手首を掴むと顔を近づけてきた。
< 73 / 171 >

この作品をシェア

pagetop