男子1人のシェアハウス2
家に帰ったら龍平はいつものように玄関まで迎えてくれる。
「おかえり。亜美。」
少し照れくさそうに笑う龍平を愛しいと実感した。
「ただいま。」
「なんか、今日膝が出血してるよ。」
龍平はしゃがんで私の膝の様子を見た。
「大丈夫!さっき、転けたの。」
靴を脱いで夕飯の準備をした。
次の日。
今日は佳奈に呼び出されなかった。
けれど、放課後になると突然体育倉庫に連れていかれた。