男子1人のシェアハウス2


目を開けて深呼吸した。


いつ聴いてもこの歌詞は幼い頃を思い出す。


もしかしたら涼ちゃんも幼い頃を思い出してるのかな。


朝から聴くと今日1日を頑張れる気がする。


私は背伸びをして学校に向かった。


学校に着くと、クラスのみんなが騒がしかった。


亜美と同じクラスなので話しを聞いてみることにした。


「今日って何かあったけ?」


「え、あっ!桃知らないんだ。」


「何を?」


「転入生がピーチスマイルの川上涼介って!!やばいよね!!」

「あ…うん。」


夢みたい。


涼ちゃんがこの学校に来るなんて。
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