男子1人のシェアハウス2


「桃久しぶり。やっと会えた。」


上から声が聞こえ見上げると凉ちゃは笑って空席に座った。


「久しぶりだね。やっと会えた。ずいぶんと大人になったね。」


「あぁ。桃と最後に会ったのは小3ぐらいだったしな。俺だって成長はするさ。」


「うん、まぁそうだね笑」


斜め前の席から女子が羨ましそうにこっちを見ていた。


「もしかして、凉ちゃんの幼なじみ?」

「そうだよ。」


私が答えようとしたら凉ちゃんが答えた。


「そうなの!?いいなー…。」


朝のHRが終わると凉ちゃんの周りは女子で溢れていた。


うるさかったので亜美と一緒にトイレに行った。
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