2番目に好きな人との結婚
……そのままで抱き締め合った…
胸いっぱいに広がる和也の匂いに…涙が止まらなかった…
私を包む様に回してる和也の腕も…震えているのがわかる…
もう…この腕の中から出たくない…
「…澪…おかえり…だよな?」
「うっ…うぅ…」
嗚咽で…声にならないから…コクコク頷くだけしか出来ない…
「ふっ…お前 泣き過ぎ…泣き止んで?…キスできない…澪…」
頬を優しく包んで 私の泣き過ぎてボロボロの顔を見て…プッと笑う…
「…すげー顔…」
「…笑うな…」
「そうそう…そのすぐに言い返すのが…かわいいんだよな…」
そう言って…離れてる時間を埋めるくらいの…長いキスをした……