2番目に好きな人との結婚
「ここ、このまま貸してくれるとよ」
「えっ!」 「えっ!」
和也と 全くかぶり…顔を見合せた…
たぶん 同じ事を考えてたね…
「お前らも 知ってるだろ。…高杉。
あいつのマンションなんだが…急に転勤になってな…俺が 後始末頼まれてた。
…お前らが住むなら このまま 使っていいって。もちろん 替えたいなら 好きにしろとさ…家賃も格安…どうする?」
「住む!…ね、和也?」
…消防署も近いし、ここなら明日?今日からでも 住める!
「…高杉さん…やっぱり いい人だな」