2番目に好きな人との結婚
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「澪…ここで 和也は ひとりで闘病生活を送って…退院後、お前に病気がわからない様にリハビリを兼ねて 身体を戻して…やっと お前に会いに行ったんだ。」
…ただ 呆然としている澪の横で 話を続ける…澪…ちゃんと聞け…
「俺の嘘で…お前が結婚したと思った和也は お前が幸せならと…もう探さなかった。…でも それだけじゃない…
お前が戻っても あいつには まだ再発の危険があるんだ…お前にいなくなった訳を まだ言わないのは そのせいだ。」
「…なんで…私に 言わないで?」
…澪…受け止めろよ…
「…お前が…弱かったからだ…」
「…弱かったから?」
…俺は 売店横のベンチに 澪を座らせて
話を始めた…