2番目に好きな人との結婚
「お前は 弱かった…辛い事から 逃げてしまう…受け止めても身体にガタがくる…そうだったろ?」
…和也が いなくなってからの1年…そして…逃げて 洸太君とつきあった…
「和也が 死ぬかもしれない恐怖に…そばにいたら お前が 耐えられないと 和也は わかってたんだ…だから ひとりで…ここにいた…」
…大粒の涙を流しながら 澪は静かに聞いていた…
「…和也…最後のメール、何を言えばいいか わからなかったって。宣告されて…1日しか猶予がなかったんだ…それでもギリギリまで考えて…ずっと お前の事だけ考えて…『ごめん』しか 出てこなかったって…」
…たぶん 何も言わなくて 『ごめん』
…おいて行って『ごめん』
…ひとりにして『ごめん』
…病気になって『ごめん』
…待ってろって言えなくて『ごめん』
…死ぬかもしれなくて…『ごめん』